テストに失敗した
•
ディスプレイに常に「受話器が外れています」と表示される
•
ファックスの送受信がうまくできない
•
手動によるファックスの送信がうまくできない
•
ファックスを受信できないが、送信はできる
•
ファックスを送信できないが、受信はできる
•
ファクス
トーンが留守番電話に録音される
•
プリンター付属の電話コードの長さが十分でない
•
カラー印刷できません
•
コンピューターでファクスを受信できない
(PC ファクス受信およ
び
Mac にファクス)
ファクス
テストに失敗した
ファクス
テストを実行して失敗した場合、レポートを調べてエラーの
基本情報を確認します。詳細については、レポートでテストのどの部分
で失敗したか確認し、このセクションの該当トピックで対処方法をご確
認ください。
このセクションでは、次のトピックについて説明します。
•
「ファクス
ハードウェア テスト」に失敗した
•
「ファクスが壁側電話ジャックに接続完了」テストに失敗した
•
「電話コードがファクスの正しいポートに接続完了」テストに失敗
した
•
「ファクスで正しい電話コード使用中」テストに失敗した
第
8 章
138
問題の解決法
•
「ダイヤルトーン検出」テストに失敗した
•
「ファクス回線状態」テストに失敗した
「ファクス
ハードウェア テスト」に失敗した
解決方法
:
•
プリンターのコントロール
パネルの ( 電源) ボタンを押し
て、プリンターの電源をオフにし、プリンターの背面から電源
コードを抜きます。数秒経ってから、再度電源コードを差し込
んで、電源をオンにします。もう一度テストを実行します。ま
たテストに失敗した場合、引き続きこのセクションのトラブル
シューティング情報を調べてください。
•
テスト
ファクスを送信または受信してみてください。ファク
スの送信または受信に成功したら、問題ない可能性がありま
す。
•
[ファクス セットアップ ウィザード] (Windows) または [HP
セットアップ
アシスタント] (Mac OS X) からテストを実行し
ている場合、プリンターがファクスの受信やコピー作成など別
のタスクを完了しようとしてビジーになっていないことを確
認します。コントロール
パネル ディスプレイのメッセージ
で、プリンターがビジー状態であるか確認してください。ビジ
ー状態の場合、タスクが終了してアイドル状態になってからテ
ストを実行します。
•
必ずプリンターに付属している電話コードを使用してくださ
い。付属のコードで壁側のモジュラージャックとプリンター
を接続しないと、ファクスの送受信が正常に行われないことが
あります。プリンターに付属している電話コードを差し込ん
だら、ファクス
テストをもう一度実行します。
•
電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因に
なる場合があります。
(スプリッターとは、壁側のモジュラー
ジャックに接続する
2 コード コネクタです)。スプリッター
を取り除き、プリンターを壁側のモジュラージャックに直接接
続してください。
問題が見つかったら解決してからもう一度ファクス
テストを実行
して、テストが成功したら、プリンターでファクスを利用する準備
ができています。
[ファクス ハードウェア テスト] の失敗が続き、
ファクスを使用できない場合は、
HP サポートにお問い合わせくだ
さい。
www.hp.com/go/customercare にアクセスしてください。
この
Web サイトには、プリンターに関する多くの一般的な問題の
解決に役立つ情報とユーティリティが用意されています。情報の
ファクスの問題の解決
139
入力を要求された場合は、国または地域を選択して、
[お問い合わ
せ
] をクリックして情報を参照しテクニカル サポートにお問合せ
ください。
「ファクスが壁側電話ジャックに接続完了」テストに失敗した
解決方法
:
•
電話の壁側のモジュラージャックとプリンターの接続を確認
して、電話コードがしっかり接続されていることを確認してく
ださい。
•
必ずプリンターに付属している電話コードを使用してくださ
い。付属のコードで壁側のモジュラージャックとプリンター
を接続しないと、ファクスの送受信が正常に行われないことが
あります。プリンターに付属している電話コードを差し込ん
だら、ファクス
テストをもう一度実行します。
•
プリンターが壁側のモジュラージャックに正しく接続されて
いることを確認します。プリンターに付属の電話コードの一
方の端を壁側のモジュラージャックに、もう一方の端をプリン
ターの背面に
1-LINE と書かれているポートに接続します。
ファクスを使用できるようにプリンターをセットアップする
方法については、追加のファクス
セットアップを参照してく
ださい。
•
電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因に
なる場合があります。
(スプリッターとは、壁側のモジュラー
ジャックに接続する
2 コード コネクタです)。スプリッター
を取り除き、プリンターを壁側のモジュラージャックに直接接
続してください。
•
正常に機能する電話機と電話コードを、製品に使用している壁
側のモジュラージャックに接続し、発信音の有無を確認しま
す。ダイヤル
トーンが聞こえない場合、電話会社に連絡して、
回線の検査を依頼してください。
•
テスト
ファクスを送信または受信してみてください。ファク
スの送信または受信に成功したら、問題ない可能性がありま
す。
問題が見つかったら解決してからもう一度ファクス
テストを実行
して、テストが成功したら、プリンターでファクスを利用する準備
ができています。
第
8 章
140
問題の解決法
「電話コードがファクスの正しいポートに接続完了」テストに失
敗した
解決方法
: 電話コードを正しいポートに接続します。
1
.
プリンターに付属の電話コードの一方の端を壁側のモジ
ュラージャックに、もう一方の端をプリンターの背面に
1-LINE と書かれているポートに接続します。
注記
2-EXT を使用して壁側のモジュラージャックに
接続する場合、ファクスの送受信ができません。
2-
EXT ポートは、留守番電話などの他の機器に接続する
場合にのみ使用します。
図
8-1 プリンターの背面図
1
2
1 壁側のモジュラージャック
2 "1-LINE" ポート接続用にプリンター付属の電話コードを
使用します
2
.
1-LINE と書かれたラベルのポートに電話コードを接続
したら、もう一度ファクス
テストを実行します。テスト
が成功したら、プリンターでファクスを利用する準備が
できています。
3
.
テスト
ファクスを送信または受信してみてください。
ファクスの問題の解決
141
•
必ずプリンターに付属している電話コードを使用してくださ
い。付属のコードで壁側のモジュラージャックとプリンター
を接続しないと、ファクスの送受信が正常に行われないことが
あります。プリンターに付属している電話コードを差し込ん
だら、ファクス
テストをもう一度実行します。
•
電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因に
なる場合があります。
(スプリッターとは、壁側のモジュラー
ジャックに接続する
2 コード コネクタです)。スプリッター
を取り除き、プリンターを壁側のモジュラージャックに直接接
続してください。
「ファクスで正しい電話コード使用中」テストに失敗した
解決方法
:
•
プリンター付属の電話コードを使用して、壁側のモジュラージ
ャックに接続していることを確認してください。図に示すよ
うに、電話コードの一方の端をプリンターの後部にある
1-
LINE と書かれたポートに接続し、もう一方の端を壁側のモジ
ュラージャックに接続します。
1
2
1 壁側のモジュラージャック
2 "1-LINE" ポート接続用にプリンター付属の電話コードを使用し
ます
第
8 章
142
問題の解決法
プリンター付属の電話コードの長さが足りない場合、カプラー
を使用して延長できます。カプラーは、電話のアクセサリを扱
っている電器店で購入できます。自宅やオフィスで使用して
いる通常の電話コードがもう
1 本必要になります。
•
電話の壁側のモジュラージャックとプリンターの接続を確認
して、電話コードがしっかり接続されていることを確認してく
ださい。
•
必ずプリンターに付属している電話コードを使用してくださ
い。付属のコードで壁側のモジュラージャックとプリンター
を接続しないと、ファクスの送受信が正常に行われないことが
あります。プリンターに付属している電話コードを差し込ん
だら、ファクス
テストをもう一度実行します。
•
電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因に
なる場合があります。
(スプリッターとは、壁側のモジュラー
ジャックに接続する
2 コード コネクタです)。スプリッター
を取り除き、プリンターを壁側のモジュラージャックに直接接
続してください。
「ダイヤルトーン検出」テストに失敗した
解決方法
:
•
プリンターと同じ電話回線を使用している他の機器がテスト
失敗の原因となっている可能性があります。他の機器が原因
になっているかどうかを確認するために、電話回線からすべて
の機器を外し、もう一度テストを実行します。他の機器がない
ときに
[ダイヤルトーン検出テスト] に合格した場合、1 つ以上
の機器が問題の原因である可能性があります。どの機器が問
題の原因であるかわかるまで、機器を一度に
1 つずつ戻し、そ
のつどテストを再実行します。
•
正常に機能する電話機と電話コードを、製品に使用している壁
側のモジュラージャックに接続し、発信音の有無を確認しま
す。ダイヤル
トーンが聞こえない場合、電話会社に連絡して、
回線の検査を依頼してください。
•
プリンターが壁側のモジュラージャックに正しく接続されて
いることを確認します。プリンターに付属の電話コードの一
方の端を壁側のモジュラージャックに、もう一方の端をプリン
ターの背面に
1-LINE と書かれているポートに接続します。
ファクスの問題の解決
143
•
電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因に
なる場合があります。
(スプリッターとは、壁側のモジュラー
ジャックに接続する
2 コード コネクタです)。スプリッター
を取り除き、プリンターを壁側のモジュラージャックに直接接
続してください。
•
PBX システムなど、ご使用の電話システムが通常のダイヤル
トーンを使用していない場合、テストに失敗する原因になる可
能性があります。これは、ファクス送受信の問題の原因にはな
りません。テスト
ファクスを送信または受信してみてくださ
い。
•
お住まいの国
/地域に対して、国/地域の設定が適切に設定され
ていることを確認してください。国
/地域が設定されてない
か、間違って設定されていると、テストに失敗し、ファクスの
送受信に問題が発生することがあります。
•
プリンターをアナログ回線に接続していることを確認します。
その以外の場合、ファクスの送受信はできません。電話回線が
デジタルであるかどうかを確認するには、回線に通常のアナロ
グ電話を接続してダイヤルトーンを聞きます。通常のダイヤ
ル音が聞こえない場合は、デジタル電話用に設定された電話回
線の場合があります。プリンターをアナログ回線に接続し、フ
ァクスの送受信を試します。
•
必ずプリンターに付属している電話コードを使用してくださ
い。付属のコードで壁側のモジュラージャックとプリンター
を接続しないと、ファクスの送受信が正常に行われないことが
あります。プリンターに付属している電話コードを差し込ん
だら、ファクス
テストをもう一度実行します。
問題が見つかったら解決してからもう一度ファクス
テストを実行
して、テストが成功したら、プリンターでファクスを利用する準備
ができています。
[ダイヤル トーン検出] テストの失敗が続く場合
は、電話会社に連絡して回線の検査を依頼してください。
第
8 章
144
問題の解決法
「ファクス回線状態」テストに失敗した
解決方法
:
•
プリンターをアナログ回線に接続していることを確認します。
その以外の場合、ファクスの送受信はできません。電話回線が
デジタルであるかどうかを確認するには、回線に通常のアナロ
グ電話を接続してダイヤルトーンを聞きます。通常のダイヤ
ル音が聞こえない場合は、デジタル電話用に設定された電話回
線の場合があります。プリンターをアナログ回線に接続し、フ
ァクスの送受信を試します。
•
電話の壁側のモジュラージャックとプリンターの接続を確認
して、電話コードがしっかり接続されていることを確認してく
ださい。
•
プリンターが壁側のモジュラージャックに正しく接続されて
いることを確認します。プリンターに付属の電話コードの一
方の端を壁側のモジュラージャックに、もう一方の端をプリン
ターの背面に
1-LINE と書かれているポートに接続します。
•
プリンターと同じ電話回線を使用している他の機器がテスト
失敗の原因となっている可能性があります。他の機器が原因
になっているかどうかを確認するために、電話回線からすべて
の機器を外し、もう一度テストを実行します。
◦
他の機器を外したときに
[ファクス回線状態テスト] に成
功する場合、他の
1 つ以上の機器が問題の原因になって
いる可能性があります。問題の原因になっている機器を
特定できるまで、機器を一度に
1 つずつ戻し、そのたび
にテストを実行します。
◦
他の機器が無くても、
[ファクス回線状態テスト] に失敗す
る場合は、正常に機能している電話回線にプリンターを接
続して、引き続きこのセクションのトラブルシューティン
グ情報を調べてください。
•
電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因に
なる場合があります。
(スプリッターとは、壁側のモジュラー
ジャックに接続する
2 コード コネクタです)。スプリッター
を取り除き、プリンターを壁側のモジュラージャックに直接接
続してください。
•
必ずプリンターに付属している電話コードを使用してくださ
い。付属のコードで壁側のモジュラージャックとプリンター
を接続しないと、ファクスの送受信が正常に行われないことが
あります。プリンターに付属している電話コードを差し込ん
だら、ファクス
テストをもう一度実行します。
ファクスの問題の解決
145
問題が見つかったら解決してからもう一度ファクス
テストを実行
して、テストが成功したら、プリンターでファクスを利用する準備
ができています。
[ファクス回線状態] テストに引き続き失敗し、フ
ァクスができない場合、電話会社に連絡して電話回線の検査を依頼
してください。
ディスプレイに常に「受話器が外れています」と表示される
解決方法
: 誤った種類の電話コードを使用しています。プリンタ
ーと電話回線を接続するためにプリンター付属の電話コードを使
用していることを確認してください。プリンター付属の電話コー
ドの長さが足りない場合、カプラーを使用して延長できます。カプ
ラーは、電話のアクセサリを扱っている電器店で購入できます。自
宅やオフィスで使用している通常の電話コードがもう
1 本必要に
なります。
解決方法
: プリンターと同じ電話回線の他の機器が使用中である
可能性があります。内線電話
(同じ電話回線上にあるがプリンタ
ーには接続されていない電話
) や他の機器などが使用されていな
いこと、また受話器が外れていないことを確認してください。内線
電話の受話器が外れている場合や、コンピューターのモデムを経由
して電子メールの送信やインターネットへのアクセスを実行して
いる場合、ファクス機能は使用できません。
ファックスの送受信がうまくできない
解決方法
: プリンターの電源がオンであることを確認します。プ
リンターのディスプレイを見てください。ディスプレイに何も表
示されず、
(電源ボタン) ランプが点灯していない場合は、プリ
ンターの電源が入っていません。電源ケーブルがプリンターに接
続され、電源コンセントにきちんと差し込まれていることを確認し
ます。プリンターをオンにするには、
(電源) ボタンを押します。
プリンターの電源をオンにしたら、
5 分ほど待ってから、ファクス
の送受信を行うようお勧めします。電源をオンにしても、初期化中
はファクスを送受信できません。
解決方法
: [PC ファクス受信] または [Mac にファクス] が有効に
なっていると、ファクス
メモリがいっぱいである場合 (プリンター
第
8 章
146
問題の解決法
メモリによって制限
) ファクスの送受信ができない場合がありま
す。
解決方法
:
•
プリンター付属の電話コードを使用して、壁側のモジュラージ
ャックに接続していることを確認してください。図に示すよ
うに、電話コードの一方の端をプリンターの後部にある
1-
LINE と書かれたポートに接続し、もう一方の端を壁側のモジ
ュラージャックに接続します。
1
2
1 壁側のモジュラージャック
2 "1-LINE" ポート接続用にプリンター付属の電話コードを使用し
ます
プリンター付属の電話コードの長さが足りない場合、カプラー
を使用して延長できます。カプラーは、電話のアクセサリを扱
っている電器店で購入できます。自宅やオフィスで使用して
いる通常の電話コードがもう
1 本必要になります。
•
正常に機能する電話機と電話コードを、製品に使用している壁
側のモジュラージャックに接続し、発信音の有無を確認しま
す。発信音が聞こえない場合、電話会社にお問い合わせくださ
い。
ファクスの問題の解決
147
•
プリンターと同じ電話回線の他の機器が使用中である可能性
があります。内線電話の受話器が外れている場合や、コンピュ
ーターのモデムを経由して電子メールの送信やインターネッ
トへのアクセスを実行している場合、ファクス機能は使用でき
ません。
•
別の処理が原因でエラーが発生していないかどうかを確認し
ます。ディスプレイまたはコンピューターで、問題とその解決
法のエラー
メッセージを確認してください。エラーが解決す
るまで、ファクスの送受信をすることができません。
•
電話回線の接続ノイズが発生している可能性があります。電
話回線の音質が悪い
(ノイズがある) と、ファクスの使用時に
問題が発生することがあります。電話を壁側のモジュラー
ジ
ャックに接続し、静電ノイズなどのノイズに注意して、電話線
の音質をチェックしてください。ノイズが聞こえたら、
[エラ
ー補正モード
] (ECM) をオフにして、もう一度ファクスしてみ
てください。
ECM の変更方法の詳細については、エラー補正
モードでのファクス送信を参照してください。問題が解決し
ない場合、電話会社に連絡してください。
•
デジタル加入者線
(DSL) サービスの使用時は、DSL フィルタ
が接続されていることを確認してください。そうしないと、フ
ァクスを使用することができません。詳細については、ケー
ス
B: DSL 環境でのプリンターのセットアップを参照してく
ださい。
•
プリンターが、デジタル電話用にセットアップされた壁側のモ
ジュラージャックに接続されていないことを確認します。電
話回線がデジタルであるかどうかを確認するには、回線に通常
のアナログ電話を接続してダイヤルトーンを聞きます。通常
のダイヤル音が聞こえない場合は、デジタル電話用に設定され
た電話回線の場合があります。
•
PBX (構内交換機) または ISDN コンバータ/ターミナル アダ
プタを使用している場合は、プリンターが正しいポートに接続
され、ターミナル
アダプタがお住まいの国または地域に適し
た種類のスイッチに設定されていることを確認してください。
詳細については、ケース
C: PBX 電話システムまたは ISDN
回線の環境でのプリンターのセットアップを参照してくださ
い。
第
8 章
148
問題の解決法
•
プリンターが
DSL サービスと同じ電話回線を共有している場
合、
DSL モデムが正しく接地されていない可能性があります。
DSL モデムが正しく接地されていない場合、電話回線にノイ
ズが発生することがあります。電話回線の音質が悪い
(ノイ
ズがある
) と、ファクスの使用時に問題が発生することがあり
ます。電話機を壁側のモジュラージャックに接続して、静的ノ
イズなどのノイズの有無を聞き取ると、電話回線の音質を確認
できます。ノイズが聞こえる場合は、
DSL モデムをオフにし
て、少なくとも
15 分間電力を完全に除去します。DSL モデム
をもう一度オンにして、発信音を聞いてください。
注記 今後、電話回線で再び雑音が聞こえる場合がありま
す。プリンターでファクスの送受信ができない場合は、こ
の手順を繰り返してください。
電話回線のノイズが消えない場合、電話会社に連絡してくださ
い。
DSL モデムをオフにする方法については、DSL プロバイ
ダにお問い合わせください。
•
電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因に
なる場合があります。
(スプリッターとは、壁側のモジュラー
ジャックに接続する
2 コード コネクタです)。スプリッター
を取り除き、プリンターを壁側のモジュラージャックに直接接
続してください。
手動によるファックスの送信がうまくできない
解決方法
:
注記 この解決策は、プリンターに
2 線式電話コードが付属して
いる次の国または地域にのみ適用されます。アルゼンチン、オ
ーストラリア、ブラジル、カナダ、チリ、中国、コロンビア、
ギリシャ、インド、インドネシア、アイルランド、日本、韓国、
ラテン
アメリカ、マレーシア、メキシコ、フィリピン、ポーラ
ンド、ポルトガル、ロシア、サウジアラビア、シンガポール、
スペイン、台湾、タイ、米国、ベネズエラ、ベトナム。
•
ファクスを実行するために使用する電話機が、直接プリンター
に接続されていることを確認してください。ファクスを手動
ファクスの問題の解決
149
で送信するには、図に示すように、プリンターの後部にある
2-EXT と書かれたポートに電話機を直接接続してください。
3
2
1
1 壁側のモジュラージャック
2 "1-LINE" ポート接続用にプリンター付属の電話コードを使用し
ます
3 電話
•
プリンターに直接接続された電話から手動でファクスを送信
する場合、ファクス送信には電話機のキーパッドを使用する必
要があります。プリンターのコントロール
パネルのキーパッ
ドは使用できません。
注記 シリアル方式の電話を使用している場合、壁のプラグ
が接続された本体ケーブルの一番先に電話を直接接続しま
す。
第
8 章
150
問題の解決法
ファックスを受信できないが、送信はできる
解決方法
:
•
着信識別サービスを使用していない場合は、プリンターの
[応
答呼出し音のパターン
] 機能が [すべての呼び出し] になって
いることを確認します。詳細については、着信識別応答呼び出
し音のパターンの変更を参照してください。
•
[自動応答] が [オフ] の場合は、手動でファクスを受信する必
要があります。そうしないと、プリンターはファクスを受信で
きません。ファクスを手動で受信する方法については、ファク
スの手動受信を参照してください。
•
ファクスと同じ電話番号でボイスメール
サービスを使用して
いる場合は、ファクスを自動ではなく手動で受信しなければな
りません。また、受信ファクスの着信に応答するためにその場
にいる必要があります。ボイス
メール サービスを使用してい
るときにプリンターをセットアップする方法については、ケー
ス
F: 電話とファクスとボイスメール サービスを一緒に利用
するを参照してください。ファクスを手動で受信する方法に
ついては、ファクスの手動受信を参照してください。
•
プリンターと同じ電話回線上にコンピューター
モデムがある
場合は、モデムに付属のソフトウェアが、ファクスを自動受信
するような設定になっていないことを確認してください。フ
ァクスを自動受信するよう設定されたモデムは、すべての受信
ファクスを受け取るため、自動的に電話回線を引き継ぐので、
プリンターがファクスを受信できなくなります。
•
プリンター本体と同じ電話回線上に留守番電話がある場合は、
以下のいずれかの問題が発生している可能性があります。
◦
留守番電話がプリンターに対して適切にセットアップさ
れていない。
◦
発信メッセージが長すぎる、または発信メッセージの音量
が大きすぎるためにプリンターがファクス
トーンを検出
できず、それが原因で送信元のファクス機が切断される。
◦
プリンターがファクス
トーンを検出できるだけの充分な
時間が、留守番電話の発信メッセージの後にない。この問
題は、デジタル留守番電話の場合に最もよく発生します。
ファクスの問題の解決
151
以下のアクションを実行すると、これらの問題が解決される場
合があります。
◦
ファクスと同じ電話回線で留守番電話を使用する場合、ケ
ース
I: 電話とファクスと留守番電話を一緒に利用する
の説明のとおり、留守番電話をプリンター本体に直接接続
してください。
◦
プリンターが自動的にファクスを受信するように設定さ
れていることを確認します。ファクスを自動的に受信す
るようにプリンターをセットアップする方法については、
ファクスの受信を参照してください。
◦
[応答呼出し回数] 設定を留守番電話よりも多い回数に設
定していることを確認します。詳細については、応答まで
の呼び出し回数の設定を参照してください。
◦
留守番電話の接続を解除し、ファクスを受信してみます。
この状態でファクスの受信に成功した場合は、留守番電話
が原因である可能性があります。
◦
留守番電話をもう一度接続し、発信メッセージを録音し直
します。約
10 秒の長さのメッセージを録音します。メ
ッセージを録音するときには、低い音量で、ゆっくりと話
してください。音声メッセージの後、沈黙した状態で
5
秒以上録音を続けます。この沈黙時間を録音するときに
は、バックグラウンド
ノイズが入らないよう注意します。
もう一度ファクスを受信してください。
注記 デジタル留守番電話には、外出メッセージの最後
に録音した無音部分を保持しないものもあります。外
出メッセージを再生して確認してください。
第
8 章
152
問題の解決法
•
プリンターが、留守番電話やコンピューター
モデム、マルチ
ポート
スイッチ ボックスなど、その他のタイプの電話機器と
同じ電話回線を共有している場合は、ファクスの信号レベルが
減衰することがあります。スプリッターを使ったり、別のケー
ブルをつないで電話コードを延長しても信号レベルは低下し
ます。ファクスの信号レベルが低下すると、ファクスの受信に
問題が発生する場合があります。
他の機器が問題の原因となっているかどうかを確認するため、
本プリンター以外の機器すべてを電話回線から取り外し、ファ
クスを受信してみてください。他の機器を接続しないでファ
クスを正常に受信できた場合は、他の機器のいずれかが問題の
原因になっています。機器を
1 つずつ追加し、問題の原因と
なっている機器を特定してください。
•
ファクス用電話番号の呼び出し音のパターンが特殊な場合
(電話会社を通じて着信識別サービスを使用している場合) は、
それに合致するようにプリンターの
[応答呼出し音のパター
ン
] 設定を確認してください。詳細については、着信識別応答
呼び出し音のパターンの変更を参照してください。
ファクスの問題の解決
153
ファックスを送信できないが、受信はできる
解決方法
:
•
プリンターのダイヤルする速度が速すぎるか、またはダイヤル
の間隔が短すぎます。ファクス番号の途中に間隔の挿入が必
要になることがあります。たとえば、電話番号をダイヤルする
前に外線にアクセスする必要がある場合、外線番号の後ろに間
隔を挿入してください。ダイヤルする番号が
95555555 で、9
が外線へのアクセス番号である場合、
9-555-5555 のように間
隔を挿入します。入力するファクス番号間に一定の間隔を入
れるには、ディスプレイにダッシュ記号
([-]) が表示されるま
で
[*] ボタンをタッチします。
ダイヤルのモニタ機能を使用してファクスを送信できます。
これにより、ダイヤル時に電話回線の音を聞くことができま
す。ダイヤルのペースを設定し、ダイヤル時にプロンプトに応
答できます。詳細については、ダイヤル
モニタリングを使用
したファクス送信を参照してください。
•
ファクス送信の際に入力したファクス番号の形式が正しくな
いか、受信中のファクス機に問題が発生しています。電話機か
らファクス番号をダイヤルし、ファクス
トーンを聞いてくだ
さい。ファクス
トーンが聞こえない場合は、受信側のファク
ス機の電源が入っていなかったり、接続されていなかったりす
る場合があります。また、ボイス
メール サービスが、受信側
の電話回線を妨害している場合もあります。受信者に、受信側
のファクス機に問題がないか確認するように依頼してくださ
い。
第
8 章
154
問題の解決法
ファクス
トーンが留守番電話に録音される
解決方法
:
•
ファクスと同じ電話回線で留守番電話を使用する場合、ケー
ス
I: 電話とファクスと留守番電話を一緒に利用する の説明
のとおり、留守番電話をプリンター本体に直接接続してくださ
い。
HP の推奨する方法に従って留守番電話が接続されてい
ない場合、留守番電話にファクス
トーンが録音されないこと
があります。
•
プリンターが自動的にファクスを受信するように設定されて
いること、さらに
[応答呼出し回数] 設定が正しいことを確認
します。プリンターの応答呼出し回数を、留守番電話が応答す
る回数よりも多く設定する必要があります。留守番電話の応
答回数と応答呼び出し回数が同じ回数に設定されていると、電
話とファクスの両方が着信に応答してしまうため、ファクス
トーンが留守番電話に録音されます。
•
留守番電話の呼出し回数を少なくし、プリンターの呼出し回数
を最大数に設定します
(呼び出しの最大回数は、国/地域によっ
て異なります
)。この設定では、留守番電話が電話に応答し、
プリンターが電話回線を監視します。プリンターがファクス
受信音を検出した場合、プリンターはファクスを受信します。
着信が電話の場合は、留守番電話が着信のメッセージを録音し
ます。詳細については、応答までの呼び出し回数の設定を参照
してください。
プリンター付属の電話コードの長さが十分でない
解決方法
: プリンター付属の電話コードの長さが足りない場合、
カプラーを使用して延長できます。カプラーは、電話のアクセサリ
を扱っている電器店で購入できます。自宅やオフィスで使用して
いる通常の電話コードがもう
1 本必要になります。
ヒント プリンターに
2 線式電話コード アダプタが付属してい
る場合、これを
4 線式電話コードと共に使用して電話コードを
延長させることができます。
2 線式電話コード アダプタの使用
方法については、付属のマニュアルを参照してください。
ファクスの問題の解決
155
電話コードを延長するには
1
.
プリンターに付属の電話コードの一方の端をカプラー
に、もう一方の端をプリンター本体背面の
1-LINE という
ラベルの付いたポートに接続します。
2
.
もう
1 本の電話コードを、カプラーの空いているポート
と壁側のモジュラー
ジャックに接続します。
カラー印刷できません
原因
: Incoming Fax Printing (受信ファクス印刷) オプションがオ
フです。
解決方法
: カラー ファクスを印刷するには、プリンターのコント
ロール
パネルの[受信ファクス印刷] オプションがオンになってい
ることを確認します。
コンピューターでファクスを受信できない
(PC ファクス受信お
よび
Mac にファクス)
原因
: ファクスの受信用として選択したコンピューターがオフで
す。
解決方法
: ファクス受信用として選択したコンピューターが常に
オンであるようにしてください。
原因
: セットアップ用とファクス受信用に設定したコンピュータ
ーが異なり、いずれかの電源がオフです。
解決方法
: ファクスを受信するコンピューターがセットアップに
使用したコンピューターと異なる場合、両方のコンピューターの電
源が常に入っている必要があります。
原因
: [PC ファクス受信] または [Mac にファクス] が無効になっ
ているか、コンピューターがファクスを受信するように設定されて
いません。
解決方法
: [PC ファクス受信] または [Mac にファクス] を有効に
し、コンピューターがファクスを受信するように設定されているこ
とを確認します。
第
8 章
156
問題の解決法